Kさんご夫妻(30代)

夫婦で農業を。探した末にたどり着いた土地

どんな生活をされていますか?

夫婦でいちご農家を営んでいます。2024年4月からスタートしました。全6棟のハウス内に、高設栽培で「すずあかね」という夏イチゴを栽培しています。

ひるがのに移住したきっかけを教えてください。

元々岐阜県各務原市に住んでいて、趣味のキャンプをするためによくひるがのには来ていたんです。なので、土地としては慣れ親しんだ場所で候補地として上がっていました。

あと、サラリーマンに飽きたっていうのもありますね。(笑)脱サラして農業がしたいという思いがあり、先に奥さんが高鷲の農業会社に勤め、社宅に住んでいました。この時は、移住したし仕事はあるけど、住む場所が無いのがネックでした。

候補地は他にありましたか?

移住フェアなどでいろんな地域の情報を聞いていました。両親が大阪と岐阜にいるので、どちらからも近いところがいいなと思い、長野県飯田市や岐阜県中津川市、恵那市なども見に行きました。

でも、やっぱりひるがのの景色が好きで、ひるがのがいいなっと思っていたら、仕事とか家とかトントン拍子に決まっていき、そのままひるがのに決めました!

農業がやりたかったので、郡上市の農務水産科へ相談に行ったら、担当の人が親身になって話を聞いてくれました。移住者向けの制度や就農者への制度が少なく、移住と農業がリンクしていないので見つけ出すまで苦労しましたが、運良く私たちは、『あすなろ農業塾講』という指導農業士等のプロの農家のもとで学べる農業研修制度を使って就農準備をしました。

ご自宅でのお気に入りの過ごし方を教えてください。

ひるがのは、夏でも夜や日陰は涼しく気持ち良いんです。だから、ベランダで夕ご飯を食べることが多いです。ベランダに座るだけで、目の前には大自然の絶景が広っがて、それを特等席で見れる。こんな贅沢な暮らしはここでしかできないなぁとしみじみ感じます。時期になると蛍も見えるんですよ!こうやって自然を楽しめるこのベランダは、作ってよかったと心から思います。

あと、暮らして感動したことは、自然が毎年全然違うことです。都会にいる時よりも圧倒的に季節を感じるのはもちろんですが、同じ春でも去年は咲かなかった場所に花が咲いていたり、知らない虫がいたり、同じ季節でも全然違うんです。

冬はとても雪深い地域で、大変なことも多いですが、だからこそ、春がきた喜びはより一層大きいです。この大自然の中で暮らすって、自分の力でやらなきゃいけないこともあるけど、毎日満員電車にのっているよりも全然楽で気持ちがいいです。

近所の人や地域の人との関わりはどうですか?

田舎の町内付き合いは、最初からそんなに抵抗は無かったですね。でも、周りから大変と聞くこともあったので心づもりはしていました。が、そんな心配は全く必要なく(笑)。みんな親切なんです。

定期的に地域の集まりがあり、地区内で草刈りなど清掃活動もします。中でも面白いなって思ったのは「地区対抗の球技大会」。これのおかげで、普段は交流できない人とも交流ができて、どんな人がこの地域に暮らしているのか知ることができて、安心した暮らしに繋がっていると思います。

冬の雪かきを心配をしましが、近所の人が手伝ってくれるから楽ちんです。移住者に優しい人ばかりで、とても助かってます。ご近所の84歳のおじいさんとかもすごく気にしてくれて、ありがたいですね。

SLOW DESIGNでお願いしてどうでした?

いろんな会社に相談へ行きましたが、SLOW DESIGNは物件が多くて景色もいい場所が多い印象でした。また、担当者が地元の人っていうのもすごく良かったです!他の管理別荘地や不動産何軒か回ると、わりと白鳥とか名古屋とか別のところに住んでる人が多くて…。

出口さん自身も移住組で、売って終わりじゃく、日々の生活まで親身になってくれるので安心でした。ローンの手続きとか色々トラブルあったときも、相談にのってくれ、融通きかせてくれたのでめちゃくちゃ助かりました!

これからの暮らしの目標を教えてください。

つぎは、車庫建てたいですね!いちご農家として、生計を立てれるように、いちごが閑散期の時期に収穫できる、ラズベリーやカシスの栽培にも挑戦してみたいです。今の暮らしを大切にしながら、のんびりと過ごしていきたいと思っています。

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